金剛寺さんは面倒臭い

4巻表紙

マンガをこよなく愛するとよ田みのる氏が描く最高のマンガ。マンガにしかできない表現がバンバン出て来て、これぞマンガ。

これを「映像にしかできない表現で実写化」とか「小説にしかできない表現でノベライズ」とか誰かにやって欲しい。私にはできそうもない。天才の所業。

3巻

伏線の密度とか漫画ならではの仕掛けが濃すぎてクラクラする。

5年後以降の樺山くんの角が1本折れているのが気になる。

そしてこんなところで終わってしまっていいの?(笑)

4巻

金剛寺さんは面倒臭い×ラブロマ 比較

第16話 チェーホフの銃

チェーホフの銃

相変わらず、1ページ目からネタバレ全開の展開。使ってる作劇技法の説明から入ってくる、こんな恐ろしいマンガ見たことない。

耳が餃子
柔道部員の耳が餃子になってんの芸が細かいなあ。
ラスボスの回復能力
ラスボスに自動回復ついてんのズルいだろ……。
一人が気楽
一人が気楽な金剛寺さん。超わかりみ。

そしてついに樺山くんの角が折られた!

第17話 修羅の色

冒頭から「変身ヒーローに裸絞め」とかカオス過ぎるだろ(笑)

そして60年を超えて回収される伏線すげぇ……

カラー原稿の使い方すげぇ……どんだけすごいマンガなんだこれ。

カラー原稿

ユリ・シュルヴィッツの絵本『よあけ』を思い出した。

第18話 五辻交差点

「凄い怖いその話」と言うカオルくんが一番常識人!

凄い怖い話
ホントだよ。

そしてまさかの告白……猫を持って告白!

コマ割が天才的というか、練り込んだコマ割の回。告白ページのコマ割とかもすごい。

タイトル五辻交差点なのに、実際に遭遇するのは四つ辻という辺りがなかなかシブい……と思っていたけど、告白ページ左上コマを見たら、小さいけど5つめの道もちゃんと描いてある。

第19話 多世界解釈

やわら猫
やわら猫も商品化早よ

この「多世界解釈」回……相当面倒臭い回ですぞこれは! 雑誌掲載時どうやったんだ? と思ったら後記でちゃんと説明されていた。うおー、編集者泣かせ(笑)

そしてこちらの無意識の想定を軽々と裏切ってくる恐ろしさ。どこまで続くんだこれ!

姫ちゃん
姫ちゃんホントに人間なの……?

未来は今

サプライズでもう面倒臭い予感しかしない俺は確実に金剛寺さんに影響を受けている……。

サプライズ
面倒臭い予感!

黒井三兄弟がOB……ということは初登場時は「黒井三年生」だったわけか? そしてその黒井三兄弟が巻き起こすジェットストリーム……未来は想像を超えているッ!

三兄弟のTシャツの漢字がよく読めない……全力? いや、金か。

後で出てくる「帝国ホテル」云々の台詞を読んでやっとわかった。金と力はなかりけり、か。学生時代は力だけがあって、10年後は金がある、という暗示なのだな。

希死念慮について、すっかり忘れていたが、3巻第15話を読み返したら樺山くんの台詞にあった。

10年後のビジョン、また樺山くんの角が折れている! これも変身ヒーローの仕業なの?

「この子は私なんかじゃない」という台詞は、お子さんのいるとよ田みのる先生ならではの台詞で深い。うちの娘と歳が近いのでなおさらそう思うのかもしれない。自分の娘に期待を託すあまり、自分だと思い込んでしまう親は、子にとって不幸だ。子は親ではない。別個の人格なのだ。私の娘は私じゃないのだ。

て、いきなりの見開き大ゴマなにこれ(白目) 常に予想を裏切ってくる……何このマンガ怖い。

恐ろしいひっくり返し方をした処で「待て次巻」だもんな……。ほんとこのマンガがすごい。

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『金剛寺さんは面倒臭い』4巻発売ッ!! | FUNUKE LABEL

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