北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 1

北欧の小さな村の領主リツハルドは、婚活のさなか、元軍人女性ジークリンデに一目惚れして結婚を申し込む。戦後自分の新しい生き方を模索していたジークリンデは1年間の仮の結婚を了承し、リツハルドの村で暮らしはじめる。

おそらくフィンランドの北方に住むサーミ族がモデルになっている感じ。北欧の生活が丁寧に描かれていて興味深い。鉄砲が登場するので時代設定としては19世紀~20世紀前半くらい?

ジークの出身はじゃがいも料理が嫁入り修業で、3巻では腸詰めに「ヴルスト」のルビが降ってあるのでドイツだと思われる。ということはリツハルドはずいぶん遠くまで婚活に行ってたんだね。