大公妃候補だけど、堅実に行こうと思います 3巻

三代続く貧乏貴族の令嬢テレーゼは、倹約に倹約を重ねなんでもやっちゃう貧乏性。そこに舞い込んだのが大公が妃候補を探しているという連絡。テレーゼもその候補に選ばれたという知らせが届く。

大公妃には興味がないものの、破格の支度金があれば領民や弟妹に楽をさせてやれる。しかも妃になれなかった女性にも女官として就職するチャンスがあると聞いて妃より女官になりたいと妃選びに参加する決意を固める。

大公妃選びも佳境に。そのさなか、突然誘拐されてしまうテレーゼ。一体誰が何のために?

風雲急を告げる3巻の結末で明かされる意外な事実……早く4巻、早く!