天堂家物語 1

祖父と二人、山小屋で暮らしていた少女。祖父に先立たれ死を願う少女は、自死に失敗し「人助けをしたらきっと死ねる」と思い込んで人助けを続ける。ある日、政略結婚から逃れるため死のうとした令嬢、蘭を助けた少女はこれも人助けと蘭とすり替わり、天堂家を訪れる。しかし天堂雅人に見破られ……

山小屋で過ごしていた少女が実は体術万能だったり、設定が常軌を逸していて面白い。主人公の素性や本名がまったく明かされていないのは、たぶん伏線なのかな。