何の気なしに読み始めた。今のところ6巻まで。
私が、実生活では興味ない割によく読むのがサッカー漫画と格闘技漫画。サッカー観戦もしないし格闘技観戦もしないのに、漫画となるとつい読んじゃう。実際のプレイは早すぎるし結構見る目が必要な気がする。漫画は線がシンプルで動きがわかりやすい(場合が多い)し、解説も細やかだ。
本作は総合格闘「修斗(シュート)」の選手を描いている。空手、ボクシング、レスリング、柔道、ムエタイなどのバックグラウンドを持つ選手たちが戦う。
関節技など負傷の描写も多く、結構痛そう。
格闘技に打ち込みながらも「なぜこんなことをしているんだっけ?」と自問するシーンがたびたびある。一人ではなく、選手たちがそれぞれに自問し、それぞれの答えを胸に試合に挑む。
これを読んでいて、ふと、友人が、格闘技(ボクシング?)をしている人から聞いたという話を思い出した。ボクシングの選手といえども、人を殴るのは嫌なものだというのだ。それで試合が終わると、試合が終わったことが嬉しくて対戦相手と一緒に喜ぶのだという。そんなことを思い出した。