(全63巻、1987年 – 1999年)
ジョジョの奇妙な冒険 Part 6 ストーンオーシャン(全17巻、2000年 – 2003年)
ジョセフが一番好きだなぁ。ユーモアのセンスと心理的かけひき。2部がやはり精悍な若者でかっこいいが、3部、4部と顔を見せてくれたのは嬉しい。
1部
ジョナサンの高潔さが今となってはちょっと鼻につく感じだけど。「波紋」という設定の面白さが抜群。台詞回しも素晴らしい。
2部
ジョセフ大活躍。敵が強すぎ。とんちで切り抜けるジョナサンが大好きさ。
「俺の嫌いな言葉は一番が『努力』で二番目が『頑張る』なんだぜーッ!」は座右の銘にしている。
3部
スタンド初登場。波紋から大幅なルール変更といった感じだけど、これが大当たりしたんだからわからんもんだ。
波紋からスタンドへの変更といい、タロットベースのルールからバンド名路線への変更といい、「話が違うじゃねえか!」という強引な変更を、なんとなくアリにしてしまう荒木飛呂彦先生の腕力がすごい。
ポルナレフのキャラクターは、初登場時のサムライキャラが本来ではなかったか、という仮説を持っている。
- 肉の芽を抜き取ったところでポルナレフの性格の説明をやり直している(女の子に声をかける)が、花京院には肉の芽で性格が変わるような描写はない
- ポルナレフが具体的に女性を口説くシーンがあまりない。ネーナくらい。
- 第5部に登場するポルナレフのキャラクターはサムライキャラに戻っている
4部
「だんだん主人公のガラが悪くなる」と言われた仗助。
バトルでみんな天才的なひらめき、かけひきを発揮するので、億泰以外みんな天才なんじゃねえの、と思う。
ライター仲間のi澤さんは4部が一番面白いと言っていたけれど、私はストーリーラインがきっちりしている3部までが好きだなぁ。
ところでジョジョ世界にはバンドは存在しないのだろうか。音石明なんて、相手のスタンド名聞くたびに「うぉー! お前のスタンド名『エコーズ』かよ! イカす〜!(狂喜乱舞)」とかなってそのバンドの魅力を語り出しそうな気がすんだけど。
「スタンドとスタンドはひかれあう…それがルール!」はもう古い。「スタンドの名前はミュージシャン名…それがルール!」。
5部
しおばなはるのさんが主人公のイタリア編。『ジョジョ』イタリア語版と日本語版でどんな違いがあるのか? JOJO(ヨーヨー)からGIOGIO(ジョジョ)に変更してイタリア人ファンは混乱しないのか? などジョジョの国際化についていろいろ心配になるイタリア編。
話の流れは3部に近いオン・ザ・ロードな感じ。スタンドが複雑になりすぎて少々話が込み入っているけど…。
スタンドはシンプルなグイード・ミスタのセックス・ピストルズがいい。「腹を決めろピストルズ!」ミスタが兄貴分て感じ。
ナランチャのエアロスミスもいいね。
6部
徐倫さんの刑務所編。
この辺から私はだんだんついていけなくなった。植物プランクトンなのは誰だっけ…?
「ダイバー・ダウン」て名前がかっこいいけどこれもバンド名なのかな。
7部
回転ッ! 回転だッ!