プレイヤーは眠れない黒沢哲哉、正木秀尚ネットワークの中に潜む魔を描いた先駆的な作品。時々挿入されるネットワーク「アゴラ」内のシーンが不気味で、時代を先取りしている。VRのシーンなどはちょっと無理矢理つなげた感もあるが、一冊の短編としてよく書けていると思う。