蟲師漆原友紀連載当時アフタヌーン誌を読んでいた。アフタヌーンらしい作品。抒情的というのか情緒的というのかわからないが、淡々とした語り口で原初の生命である「蟲」と人の暮らしの関わるエピソードをつづる。連載で読む分にはよかったのだが、私としてはもう少し起伏のある話が好みなので、単行本でまとめて読むと途中で飽きる。『ヨコハマ買い出し紀行』くらいの起伏があるといいのだが